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みけ3の日々あれこれ

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高橋真琴展に行く

高橋真琴さんという方をご存知でしょうか?

名前は知らなくても、この絵を見れば「ああ〜」という人、いるんじゃないですか?

高橋真琴展に行く_b0025846_2038236.jpg

長いまつげに、丸い目の中に☆がいっぱい。
お姫さまのようなイラスト・・・
子どもの頃、文房具などで見たことあるのでは?
学年雑誌の挿し絵やスケッチブックでよく見かけた、私にとっては懐かしい絵です。

八王子の美術館でイラスト展を開催しているというので、行ってきました。

東京生まれ東京育ちの私は、23区外にあまり出たことがありませんです。
だから、八王子という場所に行くのは初めてです。
新宿から中央線で一本で行けるし、高尾山よりもちょい手前ですからね。
駅には、そごうがあって、駅前には東急スクエアがあって、にぎやかな駅前でした。

八王子夢美術館までは歩いて15分ほどでしょうか?
途中、横断歩道を渡る時に、カラスにケリを入れられてしまいましたが(汗

美術館は、上は住宅になっているビルの2階にありました(写真は美術館の入り口の手前です)。

入場料を払って、中に入ると、きちんと順路が示されていて、とてもわかりやすかったです。
イラストは、昔のものから最近のものまで、かなりの数がありました。
どれも、こまかく描かれていて、当時のものなのにとてもキレイな色づかいなことに驚きました。
いったいどんな風に色を混ぜて、こんなにキレイな色を出せたのだろう、と。

なつかしい気持ちでいっぱいになりました。
本当にステキなイラストばかりでした。

イラストの他には、当時の色鉛筆や絵の具バッグなどの文房具、表紙を飾った少女雑誌、
下描きや絵を描く道具なども展示されていました。
こまかい描写をするために、削って先をとがらせた同じ色の色鉛筆がたくさんあるそうです。

ご本人は、今もご健在でイラストを描いています。
長い間、絵を描いているとだんだん絵が変わってしまう人もいるんですが、
高橋真琴さんのイラストは、昔も今もあまり変わりないのもうれしかったです。
これからも、ステキな絵を描いていてほしいと思いました。

こういう原画展に行って、いつも思うことは、やはり原画は立体感があるな、ということ。
印刷されたものに比べると、原画には微妙な立体感があります。
それは、その人の色の塗り方や重ね方がわかるからかもしれません。

とても良いものを見せていただきました。
八王子の美術館のみなさま、ありがとうございました。


初めての場所に来たということで、やはりどこか緊張していたのかな?
帰りの電車は、爆睡状態で気がついたら、新宿を通り越してました。
でも、とっても絵に癒された日でした。
ま、カラスの蹴りはおまけとしましょうかね・・・(笑)
by mikeneko-30 | 2010-06-20 21:14 | あれこれ

by mikeneko-30