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みけ3の日々あれこれ

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みけ3、ゲゲゲ展に行く

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話題の朝ドラ「ゲゲゲの女房」。私も毎日見ています。

それだけじゃなくて、私も「ゲゲゲの鬼太郎」世代ですからね。
ただ、テレビであれだけ話題になってしまっているんで、混んでいるのは目に見えてたので、
どうしようかなぁ、と思っていたんですけど、やっぱり見に行っちゃいました。

漫画家の生原稿を見る機会っていうのは、こういう時を逃すと見られませんから。


私が行ったのは、急に思い立ったので、最終日の午後。
いやぁ、やっぱり混んでました。
小さい子どもから、大人まで。年齢層が幅広いことったら。

水木先生が書いた紙芝居や当時の貸本、連載されてた少年雑誌も展示してありまして、
ちょっと年配の方は、懐かしそうに見ていました。
あいにく、私は貸本自体知らないので、「そうか〜」くらいでしたけどね。
要するに、今で言えば、少し大判の単行本単位でマンガを描いていた、ということかな?


「悪魔くん」や「河童の三平」、「妖怪」、「ゲゲゲの鬼太郎」などなど、
まさに水木しげる先生の描いた原稿が・・・(☆▽☆)
本当にどれも細かい描写で、感動モノでした。


「妖怪」の絵は、当時描いた原稿を今の技術でコピーして色付けしたのを上下に展示してあったり、
最初に描いた原稿を後で、雑誌用に書き直した原稿も一緒に展示してあったりしました。
ちょっこし違ってたりするんですよ。ねずみ男の顔とかコマの割り振りとかが。

ちなみに、鬼太郎の顔は3回変わってました。だんだん、かわいくなっているというか、
より子どもたちに怖がられない顔になっているというか。

個人的には、妖怪の絵は、色つきよりも白黒の原稿の方がリアル感あると思いましたけどね。

そして、水木しげる先生自身の年表もありまして、ご本人の写真も展示されてました。
そうそう、最初に入った時に、水木しげる先生の等身大の写真がありましたっけ。
思ったよりも、がっちりしてて大きな方ですね。
お見合いの時に使った写真や結婚式の写真、お子さんと一緒にいる写真などもありました。


ドラマでもありましたけど、水木先生は、戦争に行った方です。
20歳の時に召集令状がきて、すぐに南方に行ったそうです。
前に新聞の記事で読みましたけど、よく上官に殴られたそうです。
それに、今も亡くなった戦友の夢を見るそうです。
だから、水木先生にしか描けない戦記物があっても全然おかしくないんですね。
神さまは、語り継いで・・・というか描き継いでほしいと思ったから、右腕を残してくれたのかもしれませんね・・・。


みけ3、ゲゲゲ展に行く_b0025846_21421042.jpg当然、出口近くにはグッズがあれこれ売っていまして・・・。
私は、クリアファイルと一旦木綿と根付けを買ってきました(クリアファイルは写ってません。上のはチケットです)。
でも、よく見たら根付けには「NHK〜」と書いてあったから、見学コースでも買えたみたい(^^;
本当は、ぬりかべも鬼太郎もネコ娘も欲しかったんだけど・・・キリがないから・・あはは


そういえば、最後のところで「ゲゲゲの鬼太郎」をテレビで見せていました。
5回アニメ放送されているようです。
私が見たのは、どうやら1期と2期のようです。
・・・そうなんです〜、白黒の時代ですよ〜〜。そんな年齢なのよ〜〜。
「河童の三平」はマンガじゃなくて、人がやってたのを見てます。
すっごい怖かったんだなぁ、これが。でも、見ちゃうんですって。
「悪魔くん」も見たような気がするんですけどね〜・・・どんな内容だったかは忘れてます。
でも、なんとなく主題歌は覚えているような気がするんですけどね。


それにしても、妖怪の絵は、とってもリアルだったし、日本家屋の畳の目のひとつひとつを
見事に描いていて、さぞかし時間がかかったんだろうなぁ、と思わせる絵ばかりでした。
だけど、あんなに小さな子に妖怪の絵なんか見せたら、夢でも見ちゃって大変なんじゃないかなぁ、などと思ってしまったりして・・・あ、余計なお世話かしら・汗


朝ドラのおかげ・・・だけではないけれど、まさか水木しげる先生の絵が見られるなんて思ってもいなかったです。
とっても、すばらしい絵を見せてもらって、本当に感激しました。
昔、読んだマンガの原稿を見つけた時の感動は言い表せないくらいでした。

今回、見損ねてしまった都内近辺の皆さんに朗報を一つ。
年内か1月かに、八王子の夢美術館で水木しげる先生の絵の展示会がありますよ。

御歳88歳の水木しげる先生。これからも、のんびり描き続けてほしいです(^^)
by mikeneko-30 | 2010-08-29 22:02 | あれこれ

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